まだ、まだ、続く
2011年 04月 01日
3月、被災地に支援が始まって2週間。
114名の医師・看護師をはじめとするボランティアを派遣してきた。
毎日その人員は投入され第32次隊の派遣を3月の最後の日に行った。
おそらくジャパンハートの東北地方への派遣はこれからも続く。
大きな災害の支援が、このまま終わろうはずもなく、今後も長期的な視点は必要になってくる。
おそらく各県・各病院単位によって送り出されている多くの医療団は、このゴールデンウイークを境に、撤収が進むかもしれない。
彼らは自分の勤務する病院を持っているため、あまり無理が利かないというのもある。
どうしても最後は、被災した地方の医療機関の独自の努力がいる。
しかし、ジャパンハートは、なるべく長く関わってみたいと思っている。
目的は2つ。
これから被災地域の、点在する患者や自宅に待機する病気を持つ人たちをサポートする看護師や保健師の長期的な派遣。
もう一つは、小児科や精神科、そして臨床心理士を使った子どもをターゲットにしたトラウマへの介入。
これを数年単位の長い年月をかけて介入を試みたいと考えている。
私たちにしかできないことをする。
それは何か?
いつも考えている。