この国の行方
2011年 03月 20日
多くの被災地への志願者がいる。
が、しかし、行政側が混乱を畏れてその行動の抑制を呼びかけている。
私の考えでは、若者を中心とするこのようなある意味、衝動的な行動が次の時代を生み出すエネルギーだと思う。
だから、本当は抑制などをさせてはいけない。
それは大人たちの都合であり、意見だと思う。
なぜかというと、本当はこのような緊急的・非常時にはどのように人や物流、エネルギーをコントロールし、運営してゆくかを大人たちがあらかじめ考えておかねばならないからだ。
それを大人たちが、できないでいてそのつけを、若者たちに押しつけているようにしかみえない。
今回の災害は、想定外だったというが、そんな大げさなことではない。
大きな地震や津波は、あらかじめ予想しておかねばならないことだ。
アジアやミャンマーでももう甚大な被害を出しているのは経験しているはずだ。
対岸に火事のように思っているから、我が身に降りかかったときに準備ができていないのだ。
原子力の問題も同じ。
近隣国が盛んにミサイルの発射をしているのだ。
当然、想定はできていないといけない。
こん回は、この2つの組み合わせに過ぎない。
これから若い人たちに新しい時代を創ってもらわないといけない。
それにはどうしても大人たちの正しい誘導がいる。
私は、若者たちは現場に直行し、混乱するなら何もせず黙ってみていろといいたい。
それだけでいい。
目の前の現実を知り、何もできないフラストレーションが、やがてエネルギーに変わる。
もっともぶった賢い意見は、何かしら嘘くさくて、私は好きでない。