ジャパンハートの代表。1995年より国際協力医療活動をはじめ、ミャンマー・カンボジアなどで、これまで1万人以上の子どもたちに手術を行ってきた。


by japanheart
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

新年はじめ、スタッフに伝えたいこと

新年にはじめ、スタッフに伝えたいこと

 今日、スタッフにあることを伝えた。
 
 それはいつも言っているが、何のためにこの活動に入ったのか?
 特に、何のために海外医療の門を叩いたのか?

 お金のためか?
 じゃないだろう。じゃあ、金のことは言うな。
 
 休むためか?
 でもないだろう。じゃあ、休みたいと思うな。

 いい加減な仕事をするためか?
 でなければ、とにかく不細工でもいいから、一生懸命何でも自分から関わり、積極的に生きてみる。

 将来、使うか使わないか分からない様なことでも、出会ったからにはその時々は、本気で知ろうとしろ。
 全てに、そのように生きる。ジャパンハートに参加した間は、何も考えずに一生懸命生きて、駆け抜けろ!
と伝えた。

 少しずつの、小さな心の姿勢が、総体で自分の人生の姿勢をつくる。
 小さな努力を惜しむものは、総体としてずぼらな人格を生み出す。
 勝手にそうしたい人は、そうすればいいけど、医療人にはなるな!
 
 病院にいて、患者の訴えをめんどくさがって聞かないくなる。
 適当に薬を決めたりすることもある。
 適当な報告や治療によって、人生が狂わされる患者も多い。

 めんどくさがったり、適当に生きていれば、それは自分の子どもにだって伝播する。
 可哀想に、金に汚い親の子どもは、金に汚い人間の心理を異常だと感じずに、受け入れ、そして守銭奴によって傷つけられる。
 全部、親のせいだ。
 めんどくさがった人生を親が歩んでいると、子どもはめんどうくさい人生や手抜きの人生が、もったいなく、自分の可能性を台無しにして、才能を埋もれさせていることを自覚できもせずに、人生を終わってゆく。
生まれた時から、それが子どもの人生というものの基準になるからだ。
 親の罪は深い。

 一生懸命生きて、自分を大切にすることは、患者を守り、わが子を守り、子孫を守る。
 一生懸命生きてもいない人間が、未来の地球の事を心配する必要もない。
 
 今日、日本からはなれた遠い国で、日本人と現地人に、まずはいい人間になろうといった。
 その人間がする医療はきっと、そうでない人間がする医療よりも少しましなはずだと。
 あなたの人生を、もっと質高くする。
 それは別に難しいことじゃない。

 目の前のことに面どうがらずに、一生懸命に取り組む。
 分からないことは、いい加減に放置しないで、必死に解決しようとする。
 そしてコレを繰り返す。

 これ以外の方法など、私は知らない。
 
Commented by NY at 2011-01-05 09:49 x
初めまして、22歳の学生です。担任教諭がよく「本気になれ」「自分を徹底的に追い込んで」と口を大にして言います。先生の一生懸命に取り組むと同じような信念を感じました。
 実際周囲の学生を見ると手抜きをしている者が多く本気になっておらず、私もそれに流されてしまうのも事実…。しかし、先生のブログを見てこのままじゃいけないと気付きました。何にでも一生懸命取り組み小さな努力を積み重ねていきます。私は来年から臨床で看護師として働きますが、このことを忘れず日々成長していきたいです。
 大切なことに気付かせて頂きありがとうございました。
Commented by R at 2011-01-08 15:55 x
初めまして。今16歳で、看護師になるために衛生看護科で日々勉強しているものです。私は将来、発展途上国での支援活動をしたいと志願しています。しかし、いつも意思だけで、本気になって勉強をすることができていませんでした。海外で活動し、たくさんの方を救ってきた先生の記事を読み、自分の愚かさに気づかされました。なりたいだけではだめなんだと。なりたいなら、なりたいだけの本気を見せないといけないんだと。海外支援は、とても大変だと思います。でも、今日のこの記事を胸に今からまた、頑張っていこうと思います。ありがとうございました。
Commented at 2011-01-09 01:29 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
by japanheart | 2011-01-02 02:48 | 医者の本音 | Comments(3)