特定非営利活動法人ジャパンハート ファウンダー・最高顧問。1995年より国際協力医療活動をはじめ、ミャンマー・カンボジアなどで、これまで1万人以上の子どもたちに手術を行ってきた。


by japanheart
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看護師からの手紙

看護師からの手紙

 腫瘍の子を任している、看護師からメッセージが届いた。

 あの子どもにとっても、看護師にとってもかけがえのないいい時間を過ごせているだろうか?
 きっと、この看護師ででよかったと、あの子は思ってくれるだろう。
 以下、彼女から届いたメッセージをそのまま紹介したい。 
 手を加えるなく、そのまま。
 そっと、この看護師のこころを感じてみてほしい。
 
 
 「最近、ライミョウに会えない日が続いています・・・。夜にスコールが降ると、翌日、道がぬかるみ、車が動けなくなりますので会いに行けません・・・。
雨が降り、会えない日にはライミョウは泣いてくれます。
こんなにも雨が切なく聞こえる日はありません・・・。
ガーゼ交換中に、自分にたかるハエはさておき・・・私の虫刺されだらけの足を、さらに噛まれない様に団扇で追い払ってくれます。
お菓子を食べて。とむくみまくった手ですすめてくれます。
見送ってくれる時に腕を組んでも、決して私には体重を掛けません。
あと何回、こうやって一緒に歩けるのか・・と思うと、その一回一回が愛しくて・・・でも、心がちぎれそうです・・・。

早く会いに行きたいです。

ライミョウに会えて幸せな気持ちを、たくさんもらっているのは私です。

私にライミョウの家に行かせて下さった、テンゾーさん、毎日連れて行って下さるカーセア、強くて優しいライミョウのお母さん、病院で待っててくれるスタッフ、そして、この縁を下さった先生に深く感謝します。」
Commented by Asian Hope at 2010-06-07 12:24 x
思わず涙が流れました。
雨がやみ、二人が会えますように願います。
Commented by 松本奈津子 at 2010-06-08 07:56 x
こんばんは。今日、国語の授業の中で
こんな言葉を聞きました。

「人は、いったい、他者に対してどこまで思いやりをもてる存在なのか?」

アジア問題研究家の荒巻裕さんが戦争中のカンボジアに行った時に疑問に思った事だそうです。荒巻さんはノンチャンに設けられた難民キャンプで、コーンちゃんという一人の幼女に出会いました。重度栄養失調だったのです。一日一回の食事の時、早く食べてしまった二歳くらいの男の子がコーンちゃんの方にやってきました。
Commented by 松本奈津子 at 2010-06-08 07:58 x
すると、コーンちゃんが手ですくった
お粥を、男の子の口もとに近づけ、
食べさせてやったのです。
自分も重い栄養失調であり、
しかも乏しい食事を、わずか三歳の幼い子どもが他人に分けてやる。
難民キャンプという、一つの極限状況の中で、たった三つの子どもが他人への思いやりを失わずにいる。
もし私が同じ境遇におかれていたら、
分けてやれるだろうか?
と情けない気持ちになりました。
人間には本来的に他者への思いやりがあると思いました。
もし私が厳しい状況におかれていても
人への思いやりを忘れないでいようと
心に強く思いました。
by japanheart | 2010-06-05 03:32 | スタッフと想い | Comments(3)