ジャパンハートの代表。1995年より国際協力医療活動をはじめ、ミャンマー・カンボジアなどで、これまで1万人以上の子どもたちに手術を行ってきた。


by japanheart
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患者たちの様子

患者たちの様子

 最近気になることは、今更ながら患者たちの雰囲気なのだ。

 おかげさまで、子どもたちには無料で医療を提供できるようになった。

 こちらもある意味、期限も気にしないで、治療計画を立てている。
 できる限り医療のセオリーに忠実にやっている。セオリーというのは治療目標に対して、なされる計画だが、もちろんこれは日本のそれが基準になる。

 日本では最近経営がうるさく言われ、少しでも早く患者を帰そうとする。経営が医療を変形させている側面がある。
 現地にはそれが少ない分日本よりもしかすると、医療らしい医療がなされているかもしれない。

 入院が長くなっている子どもたちがいる。
 子どもたちはともかく、親のストレスはかなりあるかもしれない。

 いつまでも入院できるという環境があれば当然、医療者に油断が生まれ、治療計画に無駄ができる。
 だからいつも治療計画を細かくチェックしなければいけない。

 私は最近、子どもたちの親の言動、特に私と接したときの表情に気をつけている。
 ミャンマー人が、一番上の医者と接した時に笑顔がなければ、かなりの不安と何らかのストレスを抱えている。

 これを上手くコントロールするのも医療だと思う。


 患者の家族のこころも体のケアーも治療行為の一部かもしれない。
by japanheart | 2010-02-28 23:28 | 活動記録 | Comments(0)