特定非営利活動法人ジャパンハート ファウンダー・最高顧問。1995年より国際協力医療活動をはじめ、ミャンマー・カンボジアなどで、これまで1万人以上の子どもたちに手術を行ってきた。


by japanheart
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本番

本番

 最近うんざりしていること。

 一緒に働く日本人スタッフのレベルが低いこと。

 現地で出くわす病気のことを知らないくせに、平気でいる。
 患者が悪くなっていても、平気で見逃し、そしてその責任もすぐに忘れる。
 一生懸命働くことで、失敗しても許されると思っている。
 勉強しろといっても、すぐにやめる。
 人のいのちや人生がかかっていても、眠気に勝てない。

 数え上げればきりがない。

 甘い。甘すぎる。
 この人たちは、日本社会の縮図だなと思う。
 甘やかされて、許されて育った子どもたちの末路だなと思う。

 
 そういえば、現地にいくたびに、スタッフから病気を移される。
 体調管理もできない。

 手術と手術の期間の間は2週間ある。

 本当はこの期間のすごし方こそが、手術の成果を生み出していることにも気づかず、のほほんとすごしている。本人たちは結構、いけていると勘違いしているかもしれない。しかし結果が、それを認めていない。
 規則正しい生活を心がけ、粗食にし、適度に運動をし、そうしてこの間に体調を整え、知識を蓄え、整理できないでいる問題点を克服し、、、、。
 
 こんなこともできない人たち。
 自分もうまく管理調整できない人たちが、患者を治す?  ?   ?

 甘いのよ。
 適当にやっていて何とかなると思っている。
 何とかなっていないから、患者が迷惑している。

 私の医療レベルは自分では大して高くはないと思うが、この人たちと比べれば雲泥の差がある。

 たとえイチローでも、少年野球の子どもたちと本気で一緒にやっていたら、野球自体がいやになる。

 医療自体が、いやになる。


 
Commented by さんたにやん at 2010-01-09 20:05 x
まぁ、これと似たようなことが、教育、保育現場でもよく見受けられます。
我々みたいなおじさん世代の人間から見れば、はがゆい思いをしたことは一度や二度ではありません。これからの日本の課題かも知れません。
Commented by OP2010_03 at 2010-01-11 01:06
初めてコメントさせていただきます。
私もかつて教育現場にいたときも感じたし、現在は責任ある立場の人に対しても同じような問題を感じることもたくさんあります。子供たちは柔らかいからまだ、起動修正できます。希望をもって現場にあたる方々もあります。もちろん、社会全体で取り組む必要もあります。
企業や経営者もモラルに今は挑んでいます。子会社の非正規労働者として、親会社・子会社の責任者との交渉をはじめ、とにかく出来るところから働きかけています。
海を越えて、医療に取り組まれる先生の姿に、いつも励まされたり、刺激を受けています。
by japanheart | 2010-01-09 10:35 | 基本 | Comments(2)