患者来る
2009年 10月 24日
情熱大陸で放送された脳瘤の子どもがやってきた。
岡山の医療センターで手術が10月28日に行われることになった。
思えば、初めてミャンマーから患者を日本に連れてきたのは6年前だった。
当時は患者を急いで連れ出すということなどは、考えられないことだった。
パスポートすら簡単に発行されない時代だった。
たった6年、隔世の感がある。
今では、わずか1月ほどで発行される。
お金も時間も手間もかかるこのような非効率な医療を敢えて行ってゆきたい。
このような活動はきっとジャパンハートのスタッフ自身にひとり一人の人生が大切なんだと自覚させてくれるに違いない。
いつも忙しく働いているうちにどうしても日々をこなすことだけに精一杯になり、数、量の世界にどっぷり引きずり込まれてしまう。
非効率な医療と効率的な医療、うまくバランスを取る。