本物とは
2009年 07月 29日
今回の放送でも、多くの反響をもらってありがたいが、「本物である」ということについて考えてみた。
医療をする。海外でも国内でもどっちでもいいのだが、医療を医者として、あるいは看護師としてする。
本気でしないという生き方が、私にはあまりわからない。
適当に時間から時間を流される。
そんな人生は真っ平だと思っている。
収入を得るために、適当に。
生きてみる?
どうせ医者になるなら、一流をめざさなければ、社会にとっては迷惑だと思わないといけない。
一流の内容は、人それぞれでよい。
どうせアスリートになるなら、やっぱり一流を目指す。
社会がそれを期待し、そのために多くの人が勇気をもらえるのだから。
本物の生き方というのは、実は無いと思っている。
本物とは所詮、他人が与える称号に過ぎない。
だから、あるのは本気の生き方とそうでない生き方だと思っている。
要は、本気で生きる、いつも本気で生きる、それを繰り返すと、他人目を通して本物が現れる。
だから、本物には誰でもなれる。
自分の使命を直感し、ひたすら本気をさらけ出してみる。
5年、10年、少しずつ、本物が他人の瞳に中に現れてくる。
この世には、本物と偽ものの人間があるわけでない。
本気の人とそうなれない人がいるだけだ。