43℃
2009年 07月 24日
全くクーラーが効かなかった。まあ、ほとんど効く事は少ない。
夏場、特に今頃は手術室の中は40℃をゆうに越える。
息をするのもつらい。
この中で手術を1日中行い続ける。
頭が少し痛くなる。
この狭い6メートルX6メートルの部屋の中に患者を入れ、10人がひしめき合って、手術が行われる。
扇風機が回る。熱風を回転させる。
今日は朝から8件手術を行い、夜の9時に終了した。
1件、明日に延期した。
2年前は多分全部やることができた。
しかし今は、明日にしようと思ってしまう。
いつまでこんなことを続けるのだろうか?
私が未来に見る世界がある。
メイド・イン・ジャパンの世界医療団を生み出すことだ。
そこまで頑張るしかない。
かつて100年以上前は政治家達が、50年前は企業家達が通った道だ。
日本人にまだ”誇り”という言葉があるのだろうか?