語り合うこと
2009年 07月 10日
サガインでの活動中、いつも時間を見つけて、スタッフと語り合う。
いや、語り合わない。私が一人でほとんどしゃべっている。
今の現状のこと、自分の課題のこと、将来ののこと。
色々聞いて勝手に感想を述べる。自分の経験や考えを述べる。
日本で今一番不足している人材は何かと聞かれれば、私は教師だと答える。
知識や技術は教えても、人生を教えてくれる人は少ないと思う。
本当に尊敬したり、心から敬意を払える人に導かれることは大切だ。
私達は子どもの頃、ほとんどは親にほめられたくて、親を喜ばせるために、皆頑張った経験が、心や人生に織り込まれている。
だから、親代わりの人を何らかの形で見つけることができれば、素直にその人にほめられたり、その人をがっかりさせないために猛烈に頑張ることができる。
そんな関係を組織の中に持ち込むことができたり、教えを受ける人との間にもち込むことができればきっとその人の能力を開花するためにいい方法になるかもしれない。
本当の愛情を基盤とした教師と生徒の関係、そんな関係をこれから目指してゆきたい。