サガインにてー7月
2009年 07月 04日
すでにサガインに戻り、手術を始めている。
右に左に動いて、またここまで辿り着いた。
悲しいことにいつも長距離の移動は疲れるから、ミャンマーに来るときは手術は翌日から、日本に帰ったときでも帰国後の予定は翌日からにしてほしいと言っても、だれも聞いてくれない。
私の体が心配です、という人間はスタッフにも多くいるが、だれもそれを形にしてくれない。
まあ、言葉だけということか、、、、。
前回手術時期に、左足にひどいやけどを負って足が伸びなくなっていた小さな女の子の手術をした。
結構広範囲の手術になった。
今日、消毒に来ていた。
すっかり良くなって、元気に歩いていた。
たまに遭遇するこういう光景は、なんとなくありがたい。
結果は神のみぞ知るということだと思うが、私たちは必死になってそれを実現するために努力するしかない。
本当はよくも悪しくも、結果には振り回されないほうがいいのかもしれない。そこは私よりもむしろ神の決断とあきらめて。
誰でも、どこでも毎日単調なことの繰り返し。
この単調さに飽き飽きし、停滞を感じ始めたら、次のステージに進む準備をしろということだ。
どこの組織にいても、何をやっていても。
それまではどうせやるなら、じっくり前向きに取り組むほうがいい。
私などはここにいても次はどうしてやろうと、いつも考えている。
停滞を感じ始めたら、そろそろ来たなと、気合を入れなおす。
いつまでもその環境に無理して留まっていたり、時機を逸してぬるま湯に慣れて、その低いレベルが心地よくなってしまうと、時間を失ってゆく。
時間こそ、人生の中で、誰でもがもっとも大切にしなければならないものだ。
時間の価値は、自分が大病をした人間ならば、わかるはずだ。
大病をしなくてもわかれば、それが賢い人間だと思う。
若い賢人を求む。